アコムなどの消費者金融では、毎月の最低返済額を用意できない場合に、利息だけを返済する「利息のみ返済」を利用できます。
利息のみ返済を利用すれば、毎月の返済額を抑えることができます。ただし、返済期間が長期化するなどの注意点もあります。
この記事では、アコムの利息のみ返済について、メリット・デメリットや注意点などを解説しています。
気になる滞納や損害遅延金についても、まとめています。
ぜひ最後まで、読み進めてください。
アコムでは最低支払額を用意できない場合に、利息だけを返済することができます。
利息のみ返済は、最低返済額を用意できない場合に利用できる一時的な措置です。
返済期間が延びて利息が増える可能性があるため、できるだけ早めに元本返済に切り替えましょう。
通常のアコムの最低返済額は、利息に加えて、元金充当分も返済するようになっています。
元金充当分とは、借入残高を減らすために返済される金額のことです。
利息のみを返済する場合、この元金充当分を返済する必要がなく、その月の利息分の返済だけで済みます。
通常のアコムの最低返済額 = 利息 + 元金充当分
利息のみ返済の利点は、その月の利息分を返済するだけで済むため、資金繰りが苦しいときにも返済を続けることができます。
利息のみの返済金額は、その月の利息額です。利息額は、借入残高と適用金利によって計算されます。
利息のみを返済する時には、1,000円未満は切り上げとなります。
例えば、利息額が999円だった場合、返済金額は1,000円です。
利息のみ返済を利用するには、まずアコム総合カードローンデスクに電話をします。
そして、次の内容を伝えてください。
利息のみ返済の受付は、電話だけです。
初回であれば、利息のみ返済を受け入れてくれる可能性があります。ただし、必ず利息だけの返済を認めてもらえるとは限りません。
勝手に利息分だけ返済をしても、利息だけの返済と認めてもらえることはありません。
利息のみ返済は、会員専用コールセンターに電話して、相談する必要があります。
また、繰り返しになりますが、利息のみ返済は必ず利用できるとは限らないため、注意が必要です。
アコムで利息のみの返済をした場合、滞納にはなりません。
アコムの最低返済額は、利息と元金の両方を充当した金額です。
「利息のみの支払い」が認められている場合、元金の返済が免除されるため、最低返済額に満たないですが、滞納にはなりません。
利息のみの返済は、毎月の返済額を抑えられるというメリットがあります。しかし、借入残高は減っていません。
利息のみの返済を続けると、返済期間が長期化することもあります。
そのため、アコムの利息のみの返済を検討する場合は、そのメリットとデメリットをよく理解した上で判断する必要があります。
アコムでは、利息のみの支払いも「1回分の返済」とみなされます。
そのため、信用情報に「滞納」と記録されることはありません。
信用情報には「返済状況」として、返済額が記載されます。
今後の借入に影響する可能性あり
返済実績が良好であれば、信用力は高まり、新たなローンやクレジットカードの審査に通りやすくなります。
しかし、利息だけの返済を続けると、返済実績(借入残高の返済)が記録されず、信用力が低下する可能性があります。
その結果、新たな借り入れの審査に通りにくくなり、借り入れの選択肢が狭まることも考えられます。
利息のみの返済をした場合、損害遅延金が発生することはありません。
損害遅延金とは、返済が遅れた場合に支払う、追加の利息のことです。
利息のみの返済は、最低返済額を支払っているため、返済は行われています。そのため、損害遅延金が発生することはありません。
返済期間の長期化を注意する
そのため、返済期間は元本の残高に応じて長期化することになります。
最終的に支払う利息の総額も増えることになるので、返済計画を立てて利用することをお勧めします。
アコムの「利息のみ返済」オプションは、一時的な資金繰りに困っている人にとって有効な選択肢となることがあります。
利息のみ返済を利用するべきケースは、次のような場合です。
順に説明します。
アコムの利息のみ返済は、収入が少なく、毎月の返済が負担になっている場合に、短期的に返済額を抑えることができます。
例えば、フリーランスやパート・アルバイトの方など、収入が不安定な人々が、収入が低い月にこの方法を選ぶことで、一時的に返済額を下げることが可能です。
利息だけの返済にすることで、生活費をやりくりしやすくなり、家計の立て直しを図ることができます。
急な出費や予期せぬ事態によって、一時的に返済額を用意できない状況に陥った場合にも、利息のみ返済は有効です。
例えば、病気や事故による医療費の支払い、家族の急なニーズなど、予測不能な出費が発生することもあります。
アコムの利息のみ返済を選ぶことで、一時的な経済的圧力を和らげることができます。
他の重要な財政的義務や支払いがある場合、アコムの利息のみ返済は、一時的に他の費用に資金を回すための手段となり得ます。
例えば、家賃や光熱費、子供の教育費など、他の支払いが迫っているような場合です。
アコムの利息のみ返済をすることで、アコムへの返済額を減らして、他の必要な支払いに資金を回すことができます。
利息のみ返済は、上手に利用すれば、生活を立て直したり、将来の不安を解消したりできる便利な手段です。
しかし、利用する際は、注意点もしっかりと理解しておきましょう。
滞納には、なりません。アコムの最低返済額は、利息と元金の両方を充当した金額です。
利息のみの支払いが認められている場合、元金の返済が免除されるため、最低返済額に満たないですが、滞納にはなりません。
ただし、利息の支払いが完了しない限り、返済は完了していないことに注意が必要です。
アコムでは、利息のみの支払いも「1回分の返済」とみなされます。そのため、信用情報には「滞納」と記録されることはありません。
しかし、利息のみの返済を続けると、返済実績(借入残高の返済)が記録されず、信用力が低下する可能性があります。
その結果、新たな借り入れの審査に通りにくくなり、借り入れの選択肢が狭まることも考えられます。
返済期間が長期化し、利息の総額が増加する可能性があることです。
利息のみの返済は、毎月の返済額を抑えることができますが、借入残高は減っていません。
そのため、利息のみの返済を続けていると、返済期間が長期化することになります。
最終的に支払う利息の総額も増えることになるので、返済計画を立てて利用することをお勧めします。
アコムの利息のみ返済は、一時的な資金繰りに困っている場合に有効な手段です。
しかし、利息のみ返済を続けると、元本が減らず、返済期間が長期化するため、注意が必要です。
利息のみ返済を利用する場合は、返済計画を立てて、早めに元本返済に切り替えることをおすすめします。
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